VTuberとして活動するうえで、多くの人が悩むのが「どうすればチャンネルを伸ばせるのか」という問題だ。
先日、Xで男性VTuberが伸びづらい理由について語る切り抜き動画を見かけた。
遊者モノさんのXのポストより引用男性VTuber伸び辛い問題、正直コレ。 https://t.co/94S6sK6Ha1
— 遊者モノ (@umonomono) October 14, 2026
動画では、女性VTuberはドラゴンボールやBLEACHなど、男性に人気のある作品のゲームをプレイするなど、視聴者の需要に合わせるのがうまい(この動画では男性リスナーに「媚びを売る」のがうまいと表現されている」)一方、男性VTuberはプライドが高い人が多く、「自分がやりたいゲームをやる」という、気持ちが強いとの事。それが伸びづらさにつながっているのではないか、という話が展開される。
そして最後には「ときめきメモ Girl’s Sideをやろうと思います」というオチが待っている。
確かに、視聴者の需要を意識してゲームや企画を選ぶことは、活動を伸ばすための戦略のひとつだろう。知名度の高い作品をきっかけに、配信者を知らなかった人が見に来てくれる可能性もある。
しかし、女性VTuberが男性向けゲームをやれば伸びる、男性VTuberが自分の好きなゲームをやるから伸びない、と一概に言い切れるものなのだろうか。
同じゲームを配信していても、伸びる人と伸びない人がいる。人気作品を配信していても、必ずしもそのチャンネルが伸びるとは限らない。ゲームの選び方だけでなく、トーク力やリアクション、企画力、サムネイルやタイトル、配信者自身の個性など、さまざまな要素が関係しているからだ。
数字を伸ばすために興味のないゲームを選び続ければ、活動そのものが苦しくなる可能性もある。一方で、自分の好きなことだけを発信していても、新しい視聴者に見つけてもらう工夫がなければ、伸び悩むこともあるだろう。
視聴者の需要を意識することも、自分の好きなことを貫くことも、どちらも活動方針のひとつ。大切なのは、その選択をどう配信の魅力につなげるかではないだろうか。
同じゲームでも、トークが面白くて見続けたくなる人もいれば、リアクションで笑わせてくれる人もいる。ゲームの知識や独自の視点が魅力になることもあれば、何気ない雑談が楽しくて通いたくなることもある。
視聴者が見ているのは、ゲームだけではない。その人だからこそ見たいと思える何かがあるかどうかだ。
人気のゲームを選ぶのも、視聴者の需要に合わせるのも、伸びるための戦略としては間違っていない。しかし、それだけで伸びるほど簡単なら、誰も苦労はしない。
ゲーム選びは、あくまできっかけであり、その先も見たいと思ってもらえるかどうかは、結局その人自身の魅力次第なのではないだろうか。






































